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機内へうっかり持ち込みのハサミで、荷物再検査へ
大分空港で、出発待ちの機内で、乗客がうっかり持ち込んだハサミが発見されたと云うことです。
搭乗前の検査で、不備が有ったのではと、全員を降ろして保安検査をやり直すことに成ったと、こんな騒動が1日の朝、大分空港であったのです。
夏休みのために混雑しており、、降ろされた客は計311人でしたが、再検査では問題が見つからず、飛行機は約1時間20分遅れて出発したそうです。
何故ハサミが検知されなかったのか、現段階では不明だということです。
ハサミが見つかったのは、午前7時35分に出発予定だった全日空羽田行きの792便でした。
大分空港事務所と、全日空広報室の話によりますと、座席上の荷物棚を整理していた客室乗務員が、チャックが開いたバッグから落ちたハサミを見つけたというのです。
同機の乗客149人のほか、同時刻に出発予定だった日航機の乗客162人にも合わせて降りて頂き、保安検査をやり直したということです。
バッグの持ち主は、家族と一緒に登場した14歳の男子でしたが、『旅行先で演る予定の宿題に必要なのでバッグに入れた。保安検査では何も云われなかった』と話しているそうです。
搭乗ロビーの保安検査場では、X線検査を使い、係員が目視で手荷物の中身のチェックをしていると云うことです。
大分空港事務所は、『過去に機内の手荷物から、危険物が見つかった例はない。何故検査をすり抜けたのか原因を調べる』として居るとのことです。
全日空では、機内持ち込み・お預かりに制限のあるものとして次のように案内しています。
手荷物について[国内線]│航空券│ANA国内線
爆発の恐れが有るもの、燃えやすいもの、人に危害を与えたり、または他の物件を損傷する恐れが有るものは、法令によって航空機輸送が禁止されており、お預けもお持ち込みも出来ません。
また刃物類など『凶器』として使用される恐れが有るものは機内への持ち込みはできません。
全日空や日本航空は、ホームページなどで機内持ち込みへの注意を促していますので、お出かけ前に一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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