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事件, 地方公務員

福岡県警・警官のモラルは何処へ、幹部の警視を詐欺未遂で逮捕

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福岡県警・相次ぐ犯罪、警察内部の構造的な問題も

 

 

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全国で、現職警官が逮捕される事件が相次いでいるのです。

捜査で知り得た情報を元にした強盗殺人事件や、交際相手の殺害事件といった凶悪犯罪のほか、福岡県警では1日、幹部である警視が詐欺未遂で逮捕されたのです。

 

 

いずれも、警察権力を背景にした組織的な犯罪ではなく、個人のモラル低下としか言いようが無い事件ばかりなのです。

 

 

警察内部では、一体何が起きているのでしょう!?

 

 

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福岡県警察官の逮捕は今年4人目にも

 

【警視に昇進させる際は部内で徹底した身体検査を行うのに、何故だ】

 

福岡県警の元警視は、現職警視の逮捕に驚きを隠せないでいるのですが、逮捕されたのは県警本部警務部留置管理課管理官の警視・要幸次容疑者(57)です。

 

 

今年の6~7月に、静岡県と東京都に本店を置く銀行2行に『紛失したキャッシュカードを不正使用され、現金を引き出された』などと嘘を言い、現金220万円をだまし取ろうとした疑いが持たれているのです。

 

 

福岡県警察官の逮捕は、今年4人目に、要容疑者は、容疑を否認しているということですが、署長など所属長ポストにも付く警視の逮捕は極めて異例なことなのです。

 

 

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モラル低下と倫理観欠如

 

今年に入って、現職警察官が逮捕されたケースは、大阪府警の20代巡査長が交際していた女性を殺害(1月),埼玉県警の30代巡査部長が現金を盗む目的で民家に侵入し、男性を殺害して現金などを奪った(9月),大阪府警の巡査部長と元巡査長らが、女性を集団で乱暴(同)等など、警察官のモラルや倫理観の欠如が問われかねない凶悪犯罪なのです。

 

 

元検事でコンプライアンス(法令遵守)が専門の郷原信郎弁護士は『警察官は何十万人もおり、不祥事ある。

 

 

ただ、起きている事件は犯罪の質や中身、発生頻度からして明らかに異常。

 

 

警察官のモラルや倫理観を低下させる構造的な問題があるのではないか』と、指摘しています。

 

 

福岡県警の現職幹部も『警察内で個々のストレスや悩みが現場レベルで見えにくくなっている。面談やコミニュケーションを増やして、変化の兆しを掴むなど、組織全体で対応する必要がある』と、自省しています。

 

 

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採用時の資質チェック強化が必要

 

『一言で言えば、たるんでいる』というのは、警察に詳しいジャーナリストの大谷昭宏氏です。

 

 

『警察官の資質がないのに採用した結果とも考えられ、採用時のチェックを強化すべきだ。不祥事について警察内部で厳しい発言をする人間もいなくなっている。住民を裏切り続ければ検察の信用はなく成る。再発防止のためにも一つ一つの事件を必ず検証すべきだ』と語っています。

 

 

国民を守る警察としての立場が失墜する前に手をうたなけければ、国民の理解が得られなく成ってしまうのではないでしょうか。

 

 

 

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