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危険ドラッグ, 覚せい剤

覚醒剤密売グループ、覚醒剤の質を見極める役割分担も

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密売グループに『ソムリエ』、自らの身体で質を確認か

兵庫県尼崎市を拠点に、違法薬物を密売していたグループの男女8人(30~50代)を、兵庫県警が覚せい剤取締法違反などの疑いで、逮捕送検していたことが捜査関係者の話で分かったと云うことです。

県警は、違法薬物約1.8キロ(末端価格で約1億2千万円相当)を押収したということで、流通ルートの解明を進めています。

 

捜査関係者の話によりますと、県警は9月16日夜、尼崎市内のホテルの一室で、密売グループがイラン人から覚せい剤とコカインを大量購入しようとする現場を確認し計6人を現行犯逮捕したのです。

同時に、密売グループが違法薬物を保管していたとされる同市内のマンション等複数の関係先も捜索しました。

 

ホテルでの押収物と合わせて、覚せい剤約1.65キロ(約1億1550万円相当)、コカイン約108グラム(約650万円相当)、大麻約93グラム(47万円相当)などを押さえたのです。

密売グループ内には役割分担が有り、自ら注射して覚醒剤の品質を見極まえる『ソムリエ』や、仕分けなどを担当する『番頭』、『配達役』などが居たと云うのです。

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捜査関係者の話によりますと、逮捕・送検されたのは、指示役で『社長』と呼ばれていた元暴力団員増田勝己容疑者(50)=大阪市西淀川区=らです。

3月に、尼崎市内の駐車場に止めた乗用車内で、覚せい剤約1グラムを2万1千円で販売していたのです。

 

9月には、同市内のホテルの一室で覚せい剤約1キロと、コカイン約100グラムを約680万円で買おうとした疑いなどが持たれていると云うことです。

増田容疑者は、覚せい剤に仕入先だったイランの兄弟(33歳・26歳)=覚せい剤取締法違反の罪などで起訴=との取引現場に、グループ内で『ソムリエ』と呼ばれていた男2人(57歳、43歳)を同行していたそうです。

 

同容疑者は、少量の覚せい剤を実際に注射させ、薬の効き目の強さなどを見極めた上で覚せい剤を購入していという事です。

その後も捜査を進め、これまでに密売グループの増田容疑者ら約10人と、違法薬物の卸売業者とされるイラン国籍の雑貨販売業シャムシ・ハミドレザ容疑者(33)=名古屋市守山区=ら男2人を逮捕しました。

 

更に、このグループから違法薬物を購入したとして、顧客ら数人も逮捕、一部は既に起訴されたということです。

覚せい剤は、増田容疑者が電話で注文を受け、其の指示を受けた『番頭』が注文量に応じて覚せい剤を小分けし、其の上で、捜査当局に警戒されないよう『配達役』の女2人(41歳、36歳)が、自転車で配達をしていたのです。

 

県警はグループが昨年春以降、覚せい剤やコカイン、向精神薬などの密売で少なくとも2億円を売り上げていたと見ています。

 

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