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20歳の男、母親が止めに入ると逆にエスカレートした?

東京都大田区のマンションで、母親(22)の交際相手から暴行を受けた綾人ちゃん(3歳)が死亡した事件で、傷害容疑で逮捕された暴力団組員の男(20)が、今月11日頃から【しつけ】と称した平手打ちなどの暴力を礼人ちゃんに始めたとみられることが、警視庁大森署の発表で分かりました。

母親は『自分が止めに入ると、逆に暴力がエスカレートした』などと話しているという事です。

 

大森署の話によりますと、男は今月8日頃から礼人ちゃんや母親と同居を始めたそうです。

18日頃以降から、礼人ちゃんとの意思の疎通が上手く取れない時に、【しつけ】と称して、平手で頬を殴ることが度々有ったとのことです。

 

逮捕容疑となった25日夜の暴行時には、礼人ちゃんを正座させたうえで殴りつけ、刃物を突き付けて脅かし、さらにベランダや玄関を指さし、『いってしまえ』と怒鳴るなどしたと云うことです。

母親はこの時も止めに入ったそうですが、男は興奮して1時間以上にわたって暴行を続けたとされています。

 

男は礼人ちゃんの頭にかかとを振り下ろす『かかと降ろし』をしたり、身体をガラスケースに投げつけるなどしたそうです。

礼人ちゃんはこの後にぐったりし、翌26日には38度の熱を出し、与えられた水などを嘔吐したとのことです。

 

母親は頭を冷やすなどの手当てをしたとのことですが、119番通報したのは翌27日未明になってからだったのです。

母親が男の子を病院に連れて行こうとした所を、男が止めていたことが分かっています。

 

 
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男は、『子供を病院に連れて行けばお前も共犯者になる』、『息をしているから大丈夫』などと言って脅かしたというのです。

28日に行われた、母親を立ち会わせての現場検証では、部屋から血痕のようなものが付いた布団やガーゼが見つかったということです。

 

大森署は、25日の暴行と死亡の因果関係についても調べ、傷害致死容疑での立件も視野に捜査をしています。

 

 

この事件は、傷害事件として裁判員裁判が行われ、男に対し東京地裁は2017年9月13日、懲役8年(求刑・懲役9年)の判決を言い渡しました。

家令和典裁判長は、『無抵抗の幼い被害者に一方的に暴行を加え、危険度は高く、酌むべき事情は認められない』とし、被告については『一時的に居候していただけで、しつけをする立場にない。被害者が死亡するまでに感じた苦痛も非常に大きい』と述べべています。

 

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