さいたま地検が処分保留で釈放後に、暴行容疑で再逮捕へ
埼玉県狭山市の羽月ちゃん(3歳)が顔に火傷を負って死亡し、母親で無職の女(22)と、内縁の夫で工員の男(24)の両容疑者が保護責任者遺棄容疑で逮捕された事件で、埼玉県警は29日、2人を暴行容疑で再逮捕したと発表しました。
県警の発表によりますと、2人は昨年9月14日と、同11月7日に、同市狭山の自宅で羽月ちゃんをネクタイで後ろ手に縛るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
調べに対して実母である女は『間違いない』と、また『自由に動きまわらないように縛った』等と、容疑を認めているということです。
羽月ちゃんの遺体には、顔の火傷の他にも全身にアザなど20ヶ所以上の傷跡が見つかったのです。
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さいたま地検が29日、保護責任者遺棄容疑について2人を処分保留とし、釈放しましたが、直後に県警が暴行容疑で再逮捕したのです。
これまでの捜査から県警は、両容疑者が昨年8月頃から日常的に虐待をしていたとの見方を強めており、虐待の実態解明と、羽月ちゃんの死因の特定を進めているということです。
発表では、両容疑者の供述の他、無料通信アプリ『LINE(ライン)』のやり取りの中に、再逮捕の暴行容疑を示唆する内容が見つかったということです。
調べに対して、母親は『間違いない』、同居していた男は『自由に動きまわったりしないように縛った』と、それぞれ容疑を認めているということです。
羽月ちゃんの遺体には顔の火傷の他、アザなど20ヶ所以上の傷痕が有り、肋骨が浮き出るほどやせ細っていたのです。
県警は、傷などの経緯も詳しく調べているとのことです。
母親と、内縁の夫は、顔に火傷を負った羽月ちゃんを放置したとして、1月11日に保護責任者遺棄で逮捕されていました。
同様な事件として、東京都大田区のマンションで、母親(22)の交際相手から暴行を受けた新井礼人ちゃん(3歳)が死亡した事件など、抵抗の出来ない幼気な幼児たちが、内縁の夫からの虐待を受けているのが目立ちます。
さいたま地裁で栽培員裁判にて、2017年6月15日に判決がそれぞれ言い渡されました。
保護者責任者遺棄致死罪などに問われた母親は懲役13年、同居していた男に対し懲役12年6月の判決がそれぞれ言い渡されました。
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