スポンサーリンク
姉弟死亡事件、逮捕された母親が児相と市に相談も
2月13日朝早く、神奈川県厚木市の住宅で幼い姉弟が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は、自首してきた母親を殺人未遂の疑いで逮捕したということです。
逮捕されたのは厚木市の個でも質の母親(39)で、警察によりますと13日朝早く警察署に母親が訪れ、『子供の首を絞めてしまった』と自首してきたのです。
自宅には、長女のゆめあちゃん(7)と次男の春馬くん(5)が倒れていて、病院で死亡が確認されたのです。
死亡した姉弟の他、長男(11)には首を絞められたような跡が有り、警察は母親を長男への殺人未遂の疑いで逮捕したということです。
近所に住む人は『よくゴミ出しなんかに行った時に、ママと一緒にゴミ出しして「こんにちは」なんて言ってニコニコしていたので、全然信じられない」と話しているそうです。
母親、児相と相談
児童相談所によりますと、母親は昨年12月に、『子供を叩いてしまいそうだ』と相談していたというのです。
警察の調べに対して、『子どもたちを殺して自分も死のうと思った』と話しているということで、警察は育児に悩んでいた可能性もあると見て、姉弟への殺人への疑いでも調べています。
厚木市内では、2014年5月にアパートに放置された男児の遺体が発見された虐待事件を教訓に、防止策が強化されたのです。
県や市、学校などの関係機関が連携を進めて、相談体制も拡充されたはずなのですが、そんな中、また幼い命が犠牲になってしまったのです。
容疑者の母親は、昨年12月に地元の件厚木児童相談所と、市の相談窓口にそれぞれ電話をかけていたのです。
いずれも、先月半ばに来所して担当者が話を聞く予定だったということですが、直前になって断りの電話が有ったというのです。
児相では、母親から電話を受けた直後に学校側に問い合わせしたとのことですが、1月に入ってからも学校を訪問して『虐待など、明らかな問題は確認されなかった』などとして、家庭訪問にまでは進まず、様子を見ていたということです。
一方、市は13日、幹部による『市民の命と安全を守る連絡会議』を緊急開催して、これまでの対応を確認しました。
母親から市への電話は12・1月に計6回有ったが、3人の子どもたちの定期検診や、1月に行われた次男の入学説明会にも参加しており、担当者は『深刻なケースとしては捉えていなかった。結果として事件を防ぐことができず残念』と話しています。
児童虐待の通報や子育ての相談を24時間受け付けています。
児童相談所(児相)全国共通ダイヤル : 189
コメントを残す