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事件, 虐待

川崎・老人ホーム転落死事件、別の女性殺害容疑で元職員を再逮捕

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老人ホーム『Sアミーユ川崎幸町』3人転落死事件、全容解明か

 

 

 

川崎市の有料老人ホームで入所者の男女3人が転落死死した事件で、神奈川県警は25日、女性を殺害したとして、元職員のI容疑者(23)を殺人容疑で再逮捕したと発表しました。

 

 

I容疑者の殺人容疑での逮捕は、3度めとなりました。

 

 

今回の逮捕容疑は、2014年12月31日未明、川崎市幸区幸町2丁目の老人ホーム『Sアミーユ川崎幸町』で、浅見布子さん(当時96)を6階のベランダから落とし、殺害したというものです。

 



 

 

一方、横浜地裁は25日に、14年12月上旬に別の女性(当時86)を4階のベランダから落として殺害したとして、I容疑者を殺人罪で起訴したのです。

 

 

同年11月上旬に、男性(当時87)を殺害したとする殺人罪でも、起訴されているのです。

 

 

再逮捕を受け、亡くなった浅見さんの遺族は代理人の弁護士を通じ、『戦争を挟んで困難な時代を生き抜いた年老いた母が、このような形で命を終わらせたことに遺族として大変悲しく無念でなりません。母の最後を人の手で断ち切られたことに強い憤りを感じます。必ず真相を明らかにして欲しいと同時に、『命を大切にする社会』であって欲しいと切に願っております』とのコメントを出しています。

 

 



 

 

 

川崎市、指導・監査体制強化へ

 

 

川崎市の幸区の有料老人ホーム『Sアミーユ川崎幸町』(積和サポートシステム運営)で入居者3人が転落死した事件を受け、市は2016年度から、高齢者施設と障害者施設の指導・監査体制を強化することを決めたということです。

 

 

それぞれの担当部署に指導・監査担当課長を置く他、市消防局と連携し、施設への救急出動などの情報を共有することで、転落事故など異常事態の発生を早期に把握し再発防止を図るというものです。

 

 

高齢者施設を所管する高齢者事業推進課と、障害者施設を所管する傷害計画化に、それぞれ事業者指導担当課長を配備する。

 

 

また、高齢者施設の指導・監査担当職員をこれまでの4班計9人から6班13人に増員し、集団指導講習会を年2回から年3回に増やすことにしたのです。。

 

 

市消防局との連携については、特別養護老人ホームへの救急出動について高齢者事業推進課に通知する慣例が有りましたが、今後は有料老人ホームやグループホーム等への出勤も含めて通知することをルール化するとのことです。

 

 


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