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ストレスが原因か、ケンカ絶えず、ボランテイアに暴力振るう例も

 

 

多くの人命や建造物に多くの被害をもたらした熊本地震は、避難生活を続ける子供たちの心にも影を落とし始めているそうです。

 

 

被災者のケアにあたる医師らによりますと、絵で花をうまく描けなかったり、喧嘩が増えてたりしているというのです。

 

 

なおも続く余震や長期避難のストレスが原因と見られ、支援する精神科医は『避難所で子供は自由に遊べず、親も周囲を気にする。住宅の手当など早期支援が必要だ』と指摘しています。

 

 

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熊本県南阿蘇村では、東日本大震災などで子供の心のケアをしてきたNPO法人『地球のステージ』(宮城県)が4月20日から、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の予防に努めています。

 

 

子どもたちは自身の体験などを上手く言葉で表現できずにストレスを募らせることが多いということで、同法人は絵を描くことなどで気持ちを整理させる手助けをしていると云うことです。

 

 

ただ、避難所の約10人の小学生に、山・革・花などの風景画を描かせると、全体的に花の絵が少ないそうです。

 

 

 

楽しいことを考える余裕が無くなっていることを示しているということで、別の日に粘土細工をさせると、完成出来ない子や粘土を投げつける子もいるとか、心療内科医の桑山紀彦代表理事は、『地震で日常が崩れ、不安になっている』と指摘しています。

 
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熊本県益城町では非政府組織(NGO)『ワールド・ビジョン・ジャパン』(東京)が避難所の町総合体育館で、子どもの遊び場としてプレールームを運営しています。

 

 

同組織によりますと、5月に入り、小学生どうしなどのケンカが2件起きたとのことで、ボランテイアに暴力を振るう例も有ったそうです。

 

 

支援する臨床心理士で、福岡女学院大人間関係学部の奇恵英教授は『今は周囲の大人が善悪の区別を丁寧に諭しつつ、子供が話しだすのを待つ時だ』と話しています。

 

 

今後、各地で順次学校が再開され、避難所から自宅や仮設住宅に伝染る子供たちも増えるが、熊本市の避難所などでは地震の恐怖から、『家に帰りたくない』と泣き出す子供も出ているというのです。

 

 

対応する医師らは、『まず昼間に家に帰る練習を』等とアドバイスをしています。

 

 

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熊本で支援に当たる精神科医は、災害派遣精神医療チーム(DPAT)の山口喜久雄統括は『今回の地震では、親も家屋損壊や余震の継続で不安が大きい。社会全体で子育て家庭を支援することが大切だ』と話しています。

 

 

地震など大きな災害を体験した子供のストレス軽減について専門家は、『体を動かす遊びやスキンシップが効果的だ』と助言しているのです。

 

 

東日本大震災で被災した子供のケアを続けるNPO法人『ジャパンハート』(東京)などによりますと、子供は当初、災害他県を誰にも話せず自分で抱え込む傾向が有る。

 

 

徐々に話し始めた時は遮ったり、無理に聞き出したりしないことが大切だそうです。

 

 

国立成育医療研究センター(東京)はホームペジで、保護者によるスキンシップが子供に安心感を与えると紹介しており、怖い体験を思い出させないことも大切で、災害のテレビ映像などになるべく触れさせないよう呼びかけています。

 

 

 

国立成育医療研究センター

 

 

 

西日本新聞より抜粋

 

 

 

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