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医療安全学会で、医療事故遺族を『遺賊』と表現

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医療安全学会代議員が講演で、遺族に偏見的発言

 

 

医療事故の遺族を『遺賊』と表現した、学会講演が波紋を呼んでいるというのです。

 

 

参加者らの指摘を受けた日本医療安全学会は、『発現は不適切』とする声明を同学会のサイトに公開したということですが、こうした表現について遺族らは、『医療被害者への偏見に繋がる』と懸念を表しています。

 

 

関係者によりますと、問題の発言が有ったのは、同学会が今年3月に東京都内で開いた学術集会の講演の時でした。

 

 

登壇した男性は『遺賊が求めているのは金と、医師・看護師への処罰であって、原因究明や再発防止は関係ない』などと話し、スライドにも同様の表現が有ったというのです。

 

 

同学会は、『不適切であり、容認しない』と声明文をサイトに掲載しました。

 

 
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』は犯罪者を思わせる表現だとして、複数の参加者が発言内容を問題視したことから、指摘を受けた会員有志が8月、対応を求める文書を同学会の理事長に提出したのです。

 

 

学会は理事会で協議し、発言に対して、『社会へ貢献する民主的な良識の学術団体としては不適切であり、容認しない』、とする声明文を8月26日付で同サイトに掲載したのです。

 

 

発言したとされる男性は、『いわゆるモンスターペイシェント(理不尽な要求を繰り返す患者)を指したもので、現実にそうした人はいる。不適切とは思っていない』と、コメントを出しています。

 

 

学会のサイトによりますと、発言をした男性は代議員として名を連ねています。

 

 

医療事故の遺族で、患者と医療者の対話を促すNPO法人『架け橋』副理事長の川田綾子さんは講演の場に居合わせたとのことで、『医療事故の遺族を面白おかしく表現した言葉に場が笑いに包まれ、ショックでいたたまれなかった。学術的な場で使われる表現として疑問に思う』と話しています。

 

 
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学会のサイトでの声明文

 


 

一般社団法人 日本医療安全学会 理事会決議の声明文

 

2016年8月26日付

学会発表における不適切発言について

 

最近、本学会の役員が『医療事故に遭われた遺族(賊)が求めているのは金と、医師・看護師への処罰であって、原因究明や再発防止は関係ない』との趣旨の問題発言を学術集会などの公衆の場で行っている、との指摘が学会の内外から届けられました。

本学会の理事会として、この発言はごく一部の活動事例を極端に全体へ歪曲したものであり、社会へ貢献する民主的な良識の学術団体としては、不適切であり、容認しない、との結論に至りました。

 

 

日本医療安全学会発表の全文


 

 
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