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迷走する沖縄基地問題、米軍北部訓練場年内返還を歓迎

 

 

 

菅義偉官房長官が示した7,米軍北部訓練場の年内返還を『歓迎』した沖縄県の翁長雄志知事の発言が県内政党に大きな波紋となって広がっているのです。

 

 

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県政野党の自民県連幹部は、返還は東村高江のヘリパッド建設が条件として『ヘリパッドを容認したということだ』と強調しています。

 

一方で、ヘリパッド建設に反対する与党内からは知事が賛否を明らかにしないままでの歓迎発言に違和感を唱える声も有るのです。

 

自民側は、翁長知事や県政与党が名護市辺野古反対で結束する中、北部訓練場など辺野古以外の基地問題を『オール沖縄』の足並みを崩す一矢となる可能性を探っています。

 

 
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自民県連の役員は9日朝、宜野湾市内のホテルで菅氏との朝食会に出席した中で、菅氏が北部訓練場の年内返還の考えを伝えると、県連幹部の一人は知事が年内返還を歓迎ししてるとの報道を踏まえ、強調したのです。

 

『知事がヘリパッドを容認したということです』

 

県政与党の幹部は知事の対応に『辺野古都の矛盾を指摘されかねない』との懸念を抱いてるとか。

 

辺野古埋め立てを巡り権が敗訴した『辺野古違法確認訴訟』について、県は最高裁への上告理由書の中で、『普天間は辺野古、那覇軍港は浦添、キャンプ瑞慶覧は沖縄市に移るだけで返還ではない。負担軽減はうたい文句』・・・・・と県内移設を批判したのです。

 

与党幹部は上告理由書に触れ、『裁判で県内移設を否定しながら、同じ条件の北部訓練場返還の歓迎は辺野古の高江の対応が食い違うと批判される可能性がある』・・・・・と指摘しています。

 

 
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菅氏と自民県連の会談では、沖縄進行や辺野古など翁長県政の根本的な課題も議論されたということで、振興策では政府が基地と振興の『リンク論』を容認したことに、県連側が『基地と振興は影響し合っている』と理解を示しました。

 

基地と予算を直接引き替えにする『リンク』ではなく、沖縄戦や戦後の米軍統治など特殊な歴史を背景に国が講じてきた沖縄振興は、米軍基地の存在が『影響』している、との考えなのです。

 

県連として、辺野古で政府と対立する翁長県政の振興予算の減額までは踏み込めなかったものの、『メリハリ』をつけるよう要望したということです。

 

辺野古については、菅氏が高裁判決の県敗訴で本土側の世論が知事は判決に従うべきだ、との意見が増えつつあるとして、『最高裁が高裁と同じような判断をすれば世論は更に変わる』との見方も示したのです。

 

更に、菅氏は翁長政俊県連副会長とも個別に会談し、国政選挙や首長戦などで協力していくことを確認しており、ある幹部は『北部訓練所の歓迎は、翁長知事が辺野古以外の基地問題では譲歩する可能性を意味する。県連は政府が連携し『オール沖縄』にクサビを打つことで、辺野古問題や選挙を有利に運べる』と話しています。

 

混迷する沖縄問題ですが、北部訓練場返還は大きな一歩であり、沖縄から米軍基地を少なくしていく方針により、沖縄県民の負担を軽減することが出来る可能性が見えてきたのです。

 

すべての基地を撤退させることは、中国、北朝鮮の問題を抱える上では難しいかもしれませんが、縮小、住居地域外移設は県民負担の減少に繋がるのです。

 

 
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