慶大広告学研究会の海の家、乱行で消滅の方向に
『ミス慶応コンテスト』を運営する慶大『広告学研究会(広研)』の男子学生が女子学生に集団暴行した疑いがある問題で、広研が神奈川県葉山町の大浜海岸で運営してきた海の家が今年限りでなくなる方向であることが分かりました。
広研が所属する『県立葉山公園下海岸営業組合』の関係者は、『一連の報道について、学生から説明を求める予定、来年は締め出す方向』と話しています。
葉山町によりますと、海の家の営業の可否は県が判断しますが、申請は各海岸事にある組合がまとめて行っています。
其のため、各店舗の営業許可は、組合が下してるのが実情なのです。
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暴行疑惑は9月2日、海の家を運営する広研が拠点とする同町の合宿所での飲み会で起きたとされています。
慶大広報室は『女子学生から、複数の男子学生から性的暴行を受けたとの訴えがあり、関係者を徴収した。性行為が有ったのは確認できたが刑事事件に繋がる事実までは確認できなかった』ということで、女子学生には警察に被害届を出すよう促したのです。
神奈川県警は、慎重に経緯などを調べているということです。
組合関係者は、『これまでにも飲酒に絡んだ問題行動があり、再三注意してきた』と話しています。
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一昨年7月には、同町にある葉山御用邸に、当時慶大4年の男子学生が酔って侵入する事件が有ったというのです。
広研所属ではなかったということですが、御用邸は合宿所の目の前にあり、住民からは、『以前の慶大性は元気に挨拶してくれたけれど、最近は感じが悪い人もいる』と、『ブランド』の下落を指摘する声も有るのです。
慶大は今月4日に広研の解散を命じていますが、学内に後継団体が発足する可能性も有りますが、海の家の運営は厳しい状況です。
情報サイト『慶応ジャーナル』によりますと、海の家は1950年だから営業をはじめ、自主独立の見学精神の象徴の一つでも有りましたが、今回の問題を受け消滅の危機にさらされているということになったのです。
名門慶応大学の創始者である福沢諭吉翁は、有名な言葉である『人の道、天の上に人を作らず、人の下に人を作らず』を説き、独立自尊の教育基本とともに『社会公共のため協力して事を行う』を説きましたが、其の教えはどこに行ったのでしょう。
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