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六本木でコカイン蔓延、クラブが密売場所に!

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外国人が密売に関わっているケースが目立つ!

 

カナダで大麻の使用が国内解禁となりましたが、日本国内では大麻取締法等で使用することはもちろん所持すること、販売することは出来ません。

日本有数の歓楽街、東京六本木などで再びコカインが広がりつつ有るということです。

警視庁が今月、麻薬取締法違反(使用)の疑いで再逮捕した英国籍の契約社員の男(43)=東京都港区南麻布=は、六本木周辺のクラブで違法薬物を売り歩く『密売人』の顔を持っていたのです。

同地区では、昨年からコカインを密売する外国人の摘発が相次いでおり、捜査関係者は『蔓延の兆しを見せている』と警戒を強めているのです。

 

今年7月、警視庁組織犯罪対策5課の捜査員が港区南麻布のマンションの一室に踏み込んだのですが、部屋の中はさながら違法薬物の見本市の様子を呈していたそうです。

家宅捜索で押収されたのは覚醒剤92㌘、大麻467㌘、『エクスタシー』の異名を持つ合成魔やMDMAの錠剤750粒、その中にはコカイン239㌘も有ったという事です。

 

『押収した違法薬物は末端価格にして2千万円に上る量だった。

コカインと覚醒剤を混合した違法薬物まで見つかった。

いずれも密売目的で所持していた可能性が高い』・・・・と捜査関係者は指摘しています。

 

組対5課は覚せい剤取締法違反(所持)や大麻取締法違反(同)の現行犯で部屋の借り主である英国籍の会社員の男を逮捕しました。

同課に『六本木でコカインを密売している外国人がいる』との情報が持たされ、内偵捜査を進めた結果、捜査線上に浮かび上がったのが英国籍の会社員の男だったそうです。

 

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自宅に複数の人が出入りを!

英国籍の会社員の男の自宅マンションにも不審な動きが確認されていたとのことで、今年4月から7月にかけて、複数の外国人や日本人が出入りをしていたというのです。

その数は40~50人に上ったというのですが、『多くが英国籍の会社員の男から違法薬物を購入しようとしてやってくる薬物乱用者だとみられる』・・・と、また、こうした違法薬物の取引には架空通貨の『ビットコイン』の口座が使用されていた可能性があるそうです。

 

違法薬物の所持で最初の逮捕に加え、コカインと覚せい剤の使用での疑いで9月に再逮捕された英国籍の会社員の男は『体に入ったことは間違いない』と、容疑の一部を認めています。

しかし、薬物の密売については『言えない』と口を閉ざしているそうです。

 

組対5課は、英国籍の会社員の男が密売組織の一員だった可能性があると見て、背後関係を調べていますが、同課が警戒を募らせているのは、男が密売していたコカインが六本木界隈で蔓延の兆候を見ているからです。

捜査関係者によりますと、1~8月までのコカイン関連事件の摘発件数(警視庁管内)は、昨年が110件でしたが、今年は155件に急増しており、逮捕者も37人から76人に倍増したと云うのです。

 

全国でも同傾向ですが、警視庁がまとめたコカイン関連事件の摘発件数は、平成20年の251県をピークに減少が続いていましたが、平成25年から再び増加に転じ、28年は346件に上ったのです。

組対5課幹部は『外国人が密売人に関わるケースが目立つ。

六本木周辺だけで米国人やフランス人、英国人など35人をコカイン関連の事案で摘発している。

 

3年後の2010年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、今後ますます外国人の流入が増える。

さらなる取り締まり強化が必要になってくる』・・・・と、指摘しています。

 

 

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