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「うろつき」の判断基準、都の改正迷惑防止条例成立

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『みだりにうろつくこと』規制対象と認定する判断基準を都議会本会議で可決された!

 

東京都議会は『みだりにうろつくこと』を規制対象に新たに加えるなどした東京都の改正迷惑防止条例が共産党を除く賛成多数で29日、可決され成立したと云う事です。

しかし、規制対象と認定する基準があいまいだとして、市民運動や報道機関の取材活動への悪影響を懸念する声も上がっているそうです。

 

改正迷惑防止条例の施行は7月1日で、同様の規定は、17道府県の条例に盛り込まれていると云う事です。

 

 

知人同士のトラブルで、男が相手の自宅周辺をうろつく・・・・などに対処しており、改正条例案を提出した警視庁は、こうした事案に対応できるようになる、と説明しています。

 

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過去にトラブルが、しかし・・・・

警視庁によりますと、実際こうしたトラブルが過去にあったが取り締まりの対象にならなかったそうです。

うろついていた男が後日、被害者を蹴るなどして5日間のケガを負わせたとして、傷害容疑で逮捕されたと云う事です。

 

改正条例は、『付きまとい』『粗野・乱暴な言動』、『連続電話』、『汚物の送付』の4類型だった規制対象に、『監視していると告げること』、『名誉を害する事項を告げる事』、『性的羞恥心を害する事項を告げること』の3類型を追加したのです。

 

 

『つきまとい』の定義に、自宅周辺でのまちぶせや見張りなどに加えて、『みだりにうろつくこと』を新たに盛り込んだのです。

 

また、電話やファックスを想定していた『連続電話』電子メールやSNSなどへの連続送信を追加しており、7類型のいずれも『反復して行ってはならない』としています。

 

 

条例が規制するのは、恨みや妬みなど「悪意の感情」に基ずく行為、恋愛感情に基ずくものは8類型に分けられてストーカー規制法で禁じられています。

 

逆恨みから、相手の自宅に相手を中傷する内容の文書や卑猥な写真などを繰り返し送り付けるような事例も、改正条例で取り締まりの対象になりえると云う事です。

 

改正条例は盗撮行為を規制できる場所も拡大したそうです。

電車や銭湯など公共の場所に加え、住居内やホテルの居室などの私的空間や学校、会社の事務室と云った不特定または多数の出入りがある場所にも広げたと云う事です。

 

迷惑防止条例の内容は各都道府県によって異なると云う事ですが、警視庁などによりますと、改正都条例と同様に「うろつき」行為を規制する規定は、すでに北海道や三重県、大阪府、鹿児島県など14道府県の条例に盛り込まれて適用されており、ほか3県でも成立していると云う事です。

 

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