末端価格60億円、佐賀県の男や中国人の男ら7人を逮捕
末端価格約60億円に上るとみられる覚せい剤100キロを貨物船で中国から密輸したとして、福岡県警などが佐賀県の男ら7人を逮捕したと云う事です。
覚せい剤約100キロを密輸入したとして福岡県警は19日、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で無職・山口和己(47)=佐賀市高木瀬東=、中国籍の自称溶接工・陳景邦(31)=住所不詳=両容疑者を含む計7人を送検したのです。
送検容疑は、中国で覚せい剤100キロ(末端価格約60億円)を隠したコンテナ船に積み、5月7日、大阪港に陸揚げして密輸した疑いが持てれています。
7人は大阪港に陸揚げ後、県警などがすり替えた覚せい剤の代用品を所持していたとして、5月27日に麻薬取締法違反などの容疑で逮捕され、今月17日に再逮捕されていたのです。
覚せい剤取締法の疑いで19日までに逮捕されたのは、佐賀県の無職山口和己容疑者や、中国籍のレイ・シュウ・ホン容疑者などの7人です。
警察などの話によりますと、山口容疑者を含む7人は、共謀して中国からの貨物船のコンテナに覚せい剤約100キロ、末端価格約60億円相当を隠し、営利目手で大阪港に密輸した疑いが持たれていると云う事です。
7人は先月、福岡県の倉庫で、中国から輸入された段ボール箱の中に警察が捜査のために詰め替えた覚せい剤の「代替品」を隠し持っていた、などの疑いで逮捕されていたと云うのです。
警察は、7人の認否を明らかにしていないそうです。
税関の職員がコンテナに詰め込まれた段ボール箱から覚せい剤を発見し、警察に通報していました。
警察は、背後に国際的密輸組織が存在しているとみて、入手ルートなどを調べていくと云う事です。
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