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大麻リキッド

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会員制交流サイト(SNS)内隠語で売買横行!?


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ゲートドラッグとして若者に広がっている大麻、最近広島県内で大麻を加工した液体状の「大麻リキッド」を巡る摘発が増えていると云う事です。

広島県警は、今年に入ってから5件を摘発し、既に昨年一年間と同数となったと云うのですから如何に広まっているかが分かりますね。

この摘発件数のうち1件は高校生の所持容疑だと云う事ですが、この低年齢への大麻浸透が問題なのです。

電子タバコで加熱して吸引して使用するため、罪悪感が乾燥大麻より薄いと指摘される一方で、大麻の主成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)を抽出し加工し、商品によっては成分が濃縮されており、作用や依存性が強くなっているそうです。

広島県警等は中毒性や依存性が高い反面、手軽さから従来の麻薬に比べて抵抗感が薄いとの指摘も有り、関係機関も警戒を強めています。

広島市内で大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された自営業の男性(22)は「晩酌代わりに毎日吸っていた。周囲もやっていたし、軽い気持ちだった」と法廷で述べたそうです。

男性は、先輩から勧められ、初めて大麻を吸ったのは18歳の頃だとか、その後、密売人を通じて自分で購入するようになりました。

リキッドを始めて試した時には「手軽に使えるから驚いた」と話し、追突事故を起こし所持が発覚したとの事ですが、当時運転中にも吸っていたそうですが、広島地裁は三月に男性に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

薬物に詳しい横浜薬科大学の篠塚達夫教授(法中毒学)は「リキッドははちみつなどに見せかけて密輸される手口が多い。17年夏ごろから国内で徐々に蔓延し、今や主流になった」と指摘しているそうです。

財務省によりますと、20年の全国の税関による大麻草の押収量は前年より減少した一方、リキッドを含む「大麻樹脂等」は約3.2倍に増えていると云う事です。

会員制交流サイト(SNS)では隠語での売買が横行しているのが確認されています。

実際にツイッターで検索してみると「リキッド入った。野菜(大麻)も、山口・広島手押し(対面取引)」といった書き込みが溢れているそうです。

広島県警によりますと、県警が20年に同法違反容疑で摘発した57人のうち、30歳未満は28人と全体の約半数を占めており、県警は「リキッドが広がれば若者の乱用がさらに進む可能性が有る」と警戒しています。

警察はサイバーパトロールでSNSの監視を強めるほか、小中高校や大学で、薬物の危険性を訴える教室も継続して進めていると中国新聞が伝えています。

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