女子高生に売春強要か、報酬は没収！？

女子高生に売春をさせたとして、神奈川県警と保土ヶ谷署は１７日、同県大和市林間２丁目、無職男（２３）を売春防止法違反（管理売春）と児童福祉法違反の疑いで逮捕したと、発表しました。

管理買春容疑を適用した摘発は２００８年以来だということですが、男は容疑を認めているということです。

同県警少年捜査課の話によりますと、男は、５月３０日、横浜市内のホテルで、同市内の女子高生に（１７）に川崎市内の会社員男性（３０）を相手に売春をさせた疑いが持たれています。

女子高生は２月以降、約６２人を相手に売春をさせられていた、うち４月～６月は横浜市西区のビジネスホテルに住み込みをさせていたということですが、報酬約１００万円のほとんどを男が没収し、自分の生活費に充てていた、と云うことです。

逮捕容疑は、５月２９日～３１日横浜市内に住む私立高校３年生の女子生徒（１７）を同市西区のビジジネスホテルに宿泊させ、３０日夜、川崎市川崎のホテルで男性会社員（３０）を相手に売春させた、としています。

男は、同居中の成人女性の存在を隠してこの女子高生と交際を、『仕事を辞めたので金を稼いでくれ』と売春を持ちかけ、毎日の営業ノルマを女子高生に課していたというのです。

女子高生が嫌がると、『死ぬ気で稼げ』、『仕事を投げ出すな』などと、殴ることも有ったということです。

県警によりますと、同容疑者は１月にネット上で少女と知り合って交際を始め『事故をおこして運送会社をクビになった』と生活費を稼ぐように売春を持ち掛けた。

売春を『割り切り』と呼び、カレンダー上にノルマを記して管理をしていたというのです。

少女の母親が５月に、同署に行方不明を届けていたと云うことです。

今、短文投稿サイトやＳＮＳと呼ばれる無料通信アプリを利用した、交際などが流行しているようなのですが、其の影では犯罪に利用され、巻き込まれてしまっているのもまた現実なことです。

通信アプリが悪いわけではなく、利用する側の問題であるために、犯罪への利用を防ぐ手立てがないようです。

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