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母子家庭助成制度悪用で向精神薬を転売か

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向精神薬を販売目的所持、無職女(33)を逮捕

 

向精神薬を許可無く自宅で所持していたとして、兵庫県西脇市の無職の女が逮捕されたということです。

母子家庭制度の助成制度を悪用して、、転売目的で所持していたと見られています

 

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麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、西脇市の無職の女(32)で、今年の8月に自宅で、向精神薬500錠を販売目的で所持していた疑いが持たれていると云うことです。

警察によりますと、女は母子家庭で、医療費の上限が1医療機関あたり毎月800円となる制度を悪用し、必要以上の処方を受けた向精神薬を転売していたと見られているのです。

 

女の口座には、今年4月までの7年間に約1400万円の入金が有ったということで、調べに対して『一分は自分で使うつもりだった』、『薬の転売で生活費の足しにしようと思った』などと話しているそうです。

 

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また、生活保護受給習い旅費が無償になる制度を悪用し、ただで仕入れた向精神薬を転売していたとされる京都市の別の女(31)が、生活保護費約4万円を騙しとったとし、詐欺の疑いが持たれ、詐欺容疑で再逮捕されたということです。

 

警察は福祉制度を悪用し、大規模に向精神薬が売買されている実態の解明を進めているそうです。

 

『レセプト(診療報酬明細書)の審査で、同じ日に複数の病院で処方を受けるなど不自然な点がないかどうかチェックしていたが見抜けなかった』と制度を悪用された市の担当者は話していますが、このような事件を受け、過剰処方の経緯などを検証中だということです。

 

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同様の不正は全国で横行しているということですが、厚労省によりますと、13年度に実施他調査では、1ヶ月間に複数の医療機関から向精神薬を重複処方されていた受給者は約6800人に、うち76%の約5200人が『不適切な処方』と判断されるとのことです。

向精神薬は、抗うつ剤や睡眠導入剤、抗不安剤など、中枢神経に作用して精神機能に影響を及ぼす薬物の総称です。

 

営利目的での譲渡や所持などが禁じられているのです。

不適切な処方や、インターネットを通じた売買による乱用が問題となっているということです。

 

 

 

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