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タクシーの運転手が機転、84歳の女性から搾取の疑いで中学生を逮捕
3月2日、孫を装った『おれおれ詐欺』の電話を受けた埼玉県の84歳の女性が、現金200万円を騙し取られる事件があり、警察は現金を受け取りに来た中学3年の男子生徒と、見張り役と思われる20歳の男を詐欺の疑いで逮捕したということです。
2日午前、埼玉県新座市の84歳の女性が孫を装った男から、『女性を妊娠させてしまい。金が必要だ』という電話を受け、現金200万円を東武東上線の朝霞台駅まで持ってくるように云われたというのです。
女性は、駅までタクシーで駆けつけ受け取りに現れた男に現金を手渡しましたが、、車内での女性の様子に不審に思ったタクシーの運転手が現場に戻って話を聞いた所、詐欺の疑いが強いと感じ、警察に通報したということです。
警察は、女性の証言を元に付近を捜索した結果、千葉県山武市に住む中学3年の15歳の男子生徒と、見張り役だった住所・職業不詳の男(20)を見つけ詐欺の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対して、男子生徒は容疑を認めているということですが、男は「金を受けとるとは知らなかった」と、供述しているということです。
警察は、男子生徒らが事件関わった経緯や、電話を掛けた男の行方を捜査しているとのことです。
おれおれ詐欺などの受け子や受け取り役に、低年齢化、と高年齢化が進んでいるのです。
特に、中・高生に寄る受け取り役が増え、2月には名古屋で70歳の女性から200万円をだまし取ろうとして、東海市の中学男子生徒(14)が逮捕されたばかりです。
子どもたちは、まるでゲームをして以下のように振込詐欺に安易に加担する子どもたちの姿が伺えるのです。
ゲーム感覚で『振込詐欺』への加担が急増していることは、現在の子どもたちの抱える問題の一端を表していると言っても良いのではないでしょうか。
少年たちの犯罪被害は全体で見ればほぼ横ばい状態であるということですので、余計に振込詐欺の検挙数が目立っているのです。
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