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無認可校からの不正編入は、大学受験への公平性阻害の恐れも
自宅学習で高校卒業資格が取れる通信制の『クラーク記念国際高校』(本校北海道深川市)が、提携先のサポート校『四谷インターナショナルスクール』(東京新宿区)の生徒を編入学させていたことが、関係者の発表で分かりました。
『四谷』は学校教育法上の認可がない無認可校で、同法施行規則などは無認可校からの高校入学は認めていないため、文部科学省はこうした例を違法と判断しています。
北海道学事課は既にクラーク・四谷に調査して不正を把握していることからクラークに是正指導をするということです。
無認可校は、学校教育法条の学校ではなく、無認可の生徒が高校に入る場合は1年制として入学しなければなりません。
北海道などによりますと、クラークは、全国に約1万2000人の生徒がいる広域通信制高校であり、また四谷は英語を重視したカリキュラムの無認可校で、2004年頃かクラークのサポート校として添削や面接指導をしてたということです。
関係者によりますと、四谷は高校卒業を希望する生徒をクラークに途中入学させていました。
クラークは、四谷がつけた成績を自校の単位として認定し、高校卒業資格を与えていたのです。
編入生は11~15年度の5年間で63人に登り、現在も5人が在籍しており、編入した生徒の中には、推薦で都内の有名大学に進学した例も有るということです。
更に、四谷に1年間しか在籍していないのに、2年分の成績が付けられたケースも有ったということです。
四谷の関係者は『数年前からクラークに編入させ高校卒業資格を得させるために成績を捏造していた』と、毎日新聞に話しているとのことです。
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文科省教育制度改革室は、『正規の教育機関ではない無認可校からの編入は学校教育法の規定に抵触している』と話し、北海道はクラークに対して是正指導をするとともに、在籍する5人の不足単位を速やかに回復する措置をとるよう求める、と云うことです。
クラークの大塚敏弘・学園長は『海外のインターナショナルスクールと同様に四谷も単位認定が出来ると誤認していた。認識が甘かった』と釈明、片ん郵政について、『なるべく早く補習をして、進路に影響が出ないようにしたい』とする一方で、四谷による成績捏造については『知らなかった。信用を根底から覆された』として、損害賠償を請求することも検討している、としています。
クラークは他にも4校の無認可サポート校があるとのことですが、四谷のような編入はないとのことです。
四谷側は、こうした北海道の調査に対し、生徒の成績について『つけた成績と同等の能力が生徒にあると判断した』等と説明をしたということです。
通信制高校の教育もんだに詳しい坂本将暘・愛知工業大学准教授(教育学)は、『学びの機会や場が多様化する中で、サポート校の意義は十分に有る。
しかし、そこでの教育活動については文科省なども把握出来ておらず、無認可校であれば行政としても介入も出来ない。
通信制高校側にサポート校の実態を把握する義務を負わせるか、認可校しかサポート校として認めないなどの制度変更が求められる。
違法な編入学は、大学入試制度の公平性を阻害する恐れがある』と指摘しています。
広域通信制高校は、自宅学習を基本とする通信制高校の中で、3都道府県以上から生徒を集めている学校であり、サポート校は通信制高校と提携し、添削や面接指導名を担う教育施設で、学習塾や予備校が母体になるケースが多いのです。
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