予約が取れていない、代金を二重に請求などのトラブル相談増加
インターネットで予約した旅行に関するトラブルが増えているとして、国民生活センターが注意を呼びかけています。
国民生活センターによりますと、全国の消費生活センター等には、昨年、旅行に関するトラブルの相談が354件有り、このうち1669件がインターネットで予約した旅行に関するトラブルの相談だったと云うことです。
この相談件数は、753件だった2010年の2倍以上で、『予約したのに現地に行ったら予約が取れていなかった』、『代金を二重に請求された』等の相談が多いというのです。
また、海外旅行サイトのトラブルも多く、国民生活センターは契約前に事業者の所在地や日本語対応する連絡手段が有るかなどを確かめ、どのサイトを使うかよく検討するよう呼びかけています。
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相談事例
☆ 旅行サイトで海外のホテルを予約したが現地予約が取れていないと言われた。
海外旅行サイトで1泊8万円のホテルを予約し予約確認メールを受け取った。しかしホテル到着すると、『予約が入っていないので宿泊できない』と言われた。
しかたがないので食事もとらないで夜中まで探しまわり、別のホテルを確保したが1泊10万円になってしまった。
☆ 予約中『エラー』と表示されたため別の予約をしたら、二重予約になってしまった。
海外に行くためスマートフォンで予約、支払い面でクレジットカード番号を入力し『完了』ボタンを押した所『アクセスが混雑してるため時間が経ってから再度やり直して下さい』というエラー表示が、予約できなかったと思い、別の航空会社のサイトから直接航空券を購入した。
後日、確認したところ、最初の予約も通っており二重予約に、航空会社はキャンセルできないというが返金してほしい。
☆ 予約内容が、自分が選択した内容と違っていた。
海外へ新婚旅行のために航空券とホテルを予約した。
ホテルの部屋は水上コテージを選んだが、予約確認メールを見ると通常の建物にある部屋になっていた。
☆ 代金を支払ったが、航空券を受け取らないまま事業者と連絡が取れなくなった。
三ヶ月前に国内の旅行サイトで往復の国内航空券を予約した。
すぐに旅行サイトからメールで『翌日までに入金してほしい、出発3日前までに確認番号を送る』という連絡が来たので、代金約8万円を支払った』ところが最近になってインターネットで『旅行サイトと連絡が取れない』という情報が、急いで事業者に電話をしてみたがつながらなかった。
出発1週間後に迫っているが、航空券の予約が取れているかどうかもわからない。
☆ 半年後の航空券を解約したいが、代金の50%の解約料がかかる。
国内の旅行サイトで、半年後の海外旅行のために3名分の航空券を申し込んだ。
支払期限が迫っていると記載されていたため、規約をよく読まずに代金30万円をクレジットカードで決済した。
翌日、別の便に変更しようと思い規約をよく読んだら『取り消しをするには代金の50%の手数料が発生する』と記載されていた。
旅行まで半年、契約から1日しか経っていないのに納得行かない。
☆ 予約内容を訂正したいが、日本語の顧客対応窓口がない。
☆ 返金に関する顧客対応窓口の説明が間違っていた。
などです。
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相談事例から見た問題点は、次のように考えられます。
◎ システムエラー等、消費者が注意しても防げないトラブルが見られる。
◎ 事業者が倒産した場合、代金の全額払い戻しを受けるうことは難しい。
◎ 海外の旅行サイトの場合、コミュニケーションを取るのが難しいケースが有る。
◎ 海外旅行サイトの場合、日本の法律等を用いた交渉が難しいケースも有る。
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其のため、国民生活センターは次のようにアドバイスをしています。
△ 契約前に旅行サイトの所在地情報等を確認しましょう。
△ 申し込みを完了する前に、解約料等の契約条件や予約内容をよく確認しましょう。
△ 予約確認メール等は、旅行が終わるまで保管しましょう。
△ トラブルになったら消費者生活センター等に相談しましょう。
メールでのやり取りの保管は、トラブルになった時の証明として特に大事ですから必ず保管しておきましょう。
窓口対応と違うため、クチコミ情報などにも目を向け、旅行会社の信頼度を確認することも忘れずにしましょう。
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