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10ヵ月の乳児、飼い犬の大型犬に噛まれ死亡

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犬による噛みつき事件、1年間で4000件超も

 

東京・八王子市で3月9日に、祖父母の家に一時的に預けられていた生後10ヵ月の女の子の赤ちゃんが、飼い犬の大型犬に噛まれて死亡した事件が起きてしまいました。

 

 

参考写真であり、本文との関連性はありません

 

警視庁の発表によりますと、9日夕方、八王子市北野台の住宅で、『子どもが飼い犬に噛まれた』と、この家に住む祖父から消防に通報が入ったということです。

 

犬に噛まれたのは、通報した祖父の孫で生後10ヵ月の安田翠ちゃんで、首から頭にかけて噛まれ、病院に搬送されましたが、2時間後に死亡したということです。

 

翠ちゃんは9日に祖父母の家に一時的に預けられていたとのことで1回のリビングでハイハイしていたところ、飼い犬のゴールデンリトリバーと云う犬種の大型犬に、いきなり噛まれたというのです。

 

 
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翠ちゃんは保育園で熱が出たとのことで、母親が仕事中だったため祖父が翠ちゃんを引き取りに行っていましたが、翠ちゃんは時々祖父母の家に預けられていたそうです。

 

祖父母の家では、ゴールデンレトリバーを室内で放し飼いにしていたとのことで、普段はおとなしく、かんだり吠えたりすることは殆どなかったということですが、祖父母は1メートル手前で見守っていたが防ぎきれなかったとのことで、警視庁が当時の詳しい状況を調べているということです。

 

ゴールデンレトリバーは、4才のオスで体重は37キロあり、犬のケージは有りましたが、家の中で放し飼い状態だったそうです。

 

祖父母の家ではこの他に、秋田県と小さな犬2匹の計4匹をかっており、玄関脇には『猛犬注意』にの張り紙が掲げられているとのことです。

 

 
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八王子市保健所の生活衛生課では、犬が自分より小さな乳児を噛むことが多いのかについて、次のように説明しています。

 

『噛みつき事故は、小さい子供が多いとは限りません。

散歩中の大人に噛み付くようなケースも多いからです。

大きな犬より、ダックスフンドなど小さな犬のほうが噛み付くことが多くなっています。

ゴールデンレトリバーが人に噛み付いたというのは余り聞いたことがありませんね』

 

 
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『嫉妬やヤキモチの時もあるかもしれませんし、散歩などが少なかったり食事や排泄をしたりする時にストレスから噛み付くことも有るでしょう。

気に入らないことがあれば、攻撃的になります。

犬は人を順位付けしており、子供だと態度が違うことが有るようです。

動物は、人間と違って、本能がむき出しになる時が有り、飼い主が大丈夫だと思っても注意しないといけないでしょう。

大人がきちんと見守る中で安全を確保して犬に触らせるのが大前提になります』・・・・・と、指摘しています。

 

環境省の動物愛護管理質によりますと、人への噛みつき事故は、2015年は全国で4208件有り、飼い主・家族以外で2人が亡くなっているそうです。

 

飼い主、家族への噛みつき事故は5%に過ぎませんが、過去にも死亡例も幾つか有るとのことで、飼い主だから、家族だから安心出来るわけでもないということです。

 

 
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