料理配達時間短縮で自転車が首都高速走る

料理配達サービスの大手の男性配達員が自転車で首都高速を使った。

新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛が続いていますが、街中で食事配達サービスや料理配達サービスの配達員の姿が多くみられます。

ＴＶでも芸能人が利用していることを述べたり、最近ではＣＭも目立つようになり一説では月収が４０万円超えるのだとか、週刊誌でも騒がれていました。

一方で、２０２０年４月に東京都内で、配達員の大学生が死亡する事故が発生しました。

１月～３月の事故件数は全国で３０件にも上り、５月１２日にはロゴ入りのバッグを背負った人物が首都高速を自転車で走行する騒動が有りました。

配達員として２年半働いている２０代の男性は「配達バッグはよく転売されているから配達員は分からない」としてうえで、「配達員はお店と客から評価され、評価によって受けられる仕事が変わる。早く、多くの配達をクリアして評価を上げたかったのでは」と話しています。

一定の配達数をクリアすると、ボーナス金が貰えることも有るとか、一種のノルマや報奨金欲しさに違反をしたようなのです。

転職活動中に配達員になった３０代の男性は「３３日連続で勤務、平均して１日２５件前後配達し、月３６万円くらい稼げた」

安全面には「危ない現場をよく見る。走行禁止場所にに侵入し、警察に使っている人を見た」と明かしたのです。

ツイッター上では、配達員要とみられるかばんを背負い、自転車で路肩を走る人物の動画が投稿されました。

首都高速道路は自動車専用道路であるため、自転車での通行は道路交通法で禁止されています。

警視庁によりますと、東京・世田谷区内の交番にテレビで見た配達員がいる」との届け出があり、特徴がよく似た男性配達員から任意で事情を聴いたところ、首都高速を走ったことを認めたそうです。

男性配達員は「時間短縮のために意図的に使った」と説明したと言う事です。

警視庁は今後、自転車の配達員が高速道路を利用しないように配達会社に指導を行う意予定との事です。