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事件直前に祖父と口論、介護疲れと自身の病気が原因か!?
兵庫県赤穂市の民家で住人の男性(69)と妻(64)が殺害された事件で殺人容疑で、逮捕された夫婦の実の孫で息子となった会社員の少年(19)が、犯行直前に男性と口論になっていたことが分かりました。
少年が勤務先を欠勤したのを男性が叱責したことがきっかけになったと見られ、兵庫県警赤穂署捜査本部は2人の確執が事件に発展した可能性があると見て調べているとのことです。
捜査本部は、同日に少年を殺人容疑で、神戸地検姫路支部に送検をしたと云うことです。
捜査関係者などによりますと、少年は仕事の傍ら男性の介護をしていましたが、昨年12月頃から周囲に『疲れた』等と、漏らすようになっていたそうです。
1月10日頃からは、介護と自身の病気が重なり、約20日間連続で欠勤をしていたのです。
少年は、事件数日前に男性化働きに行け』などと叱責され、口論になったということです。
少年は『遊ぶ金が欲しかった』と供述しており、犯行後に自宅から通帳を持ち出していたとの事で、捜査本部は金銭面や生活面などの不満を募らせていたのでは、と見ています。
一方、少年の供述を基に凶器を捜索していた捜査本部は、同県佐用町でハンマーと包丁を発見したということですが、いずれも血痕が付着していると云うことで、DNA型鑑定を進めています。
司法解剖結果によりますと、男性の死因は胸を殴られて大動脈が破裂したことによる失血死で、妻は首の静脈を切られたことによる失血死だったそうです。
死亡推定時刻は、いずれも3日頃だということです。
関係者によりますと、少年は給料のほぼ全額を夫婦に渡して、家計を支えていたそうです。
小遣いは月1万円程度で、調べに対して少年は、『自由に使える金が欲しかった』と供述しており、捜査本部は金銭面で不満をつのらせていたと見ています。
少年が務める建設会社の社長は、少年が『介護で困っていた』と話しています。
『19歳の子が会社勤めをしながら1年間介護していた。
周囲に3回透析しないといけないおじいさんを』
捜査本部は7日、少年を殺人容疑で神戸地検姫路支部に送検しました。
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