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仙台市立館中１年生のいじめ自殺問題で保護者に謝罪
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仙台市泉区の館中１年の男子生徒（当時１２歳）が昨年９月下旬に、イジメを苦に自殺した問題で、同校は７日夜に全校生徒の保護者を対象にした説明会を、同校体育館で行ったということです。
自殺が有った事実を保護者に初めて伝え、自殺を防げなかったことや、『男子生徒が転向した』と生徒に虚偽の説明をして混乱を招いたことを謝罪しました。
説明会は、非公開で行われたということですが、午後７時５分に始まり、約３時間半に及んだとのことです。
市教委の話によりますと、保護者約３００人が出席をし、菅原光博校長から男子生徒が同級生からイジメを受け自殺したことや、亡くなった生徒の特定を望まなかった遺族の気持ちに変化が生じ、公表に至った経緯を明らかにしたと云う事です。
校長は、教職員とともに頭を下げ、『生徒らに辛く悲しい思いをさせてしまった』と陳謝し、出席者全員で黙祷を捧げ男子生徒を追悼したとの事です。
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┃温┃┃泉┃┃ア┃┃ド┃┃バ┃┃イ┃┃ザ┃┃ー┃
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質問は、保護者約２５人から３時間に渡り相次ぎ『先生を増やせないのか』、『加害生徒やその保護者から遺族に謝罪は有ったのか』などの発言が有ったとのことですが学校側は、『謝罪はまだなく、今後謝罪の場を持てるように努力したい』と回答をしたそうです。
全校アンケートを実施し、検証後に改めて説明会を開く意向を示したということです。
説明会終了後菅原校長は、『指摘は今後に活かしたい。保護者の納得はまだ得られていないと感じる』と述べています。
２年生の父親は、『イジメをもっと早く重く受け止めていれば、こんな事にはならなかった』と指摘、同じ２年生の母親は『校長は自分の言葉で説明していない』と不満を示し、１年生の父親は「市教委の指導がないと学校は何も出来ないようだ。保護者としてもっと関心を持ちたい』と話しています。
市教委は８月２１日、男子生徒が自殺した事案を発表した一方で『遺族が公表を望んでいない』とし学校名は非公表としていました。
男子生徒が通っていた館中では、在校生や保護者に説明をしていなかったのです。
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市教委は今月５日に、『遺族の了解が得られた』として、学校名を公表し、６日に同校が全校集会を開き、生徒に初めて自殺の事実を明らかにしたのです。
一向にイジメによる自殺が減らないのは、教師や市教委のイジメをなくそうとする気持ちが出ていないのでは、と思える言動や担当教師を守ろうとする隠蔽体質にあるのではないでしょうか。
断固としてイジメはさせない、子供たちをも守るのは教師の仕事だ、というような気概は見えてこないと思うのは、私だけなのかも。
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