経営に関わる立場を利用した悪質な犯行
7月4日に、港区新橋のキャバクラに勤めるホステスの与島稜菜さん(19)が、1時間に渡る暴行を受け、意識不明の重体となった末、10日に死亡していことが週刊文春の取材で分かったそうです。
近隣からの110番通報を受け、駆けつけた警察官に対しても抵抗し、公務執行妨害で逮捕されたのは店の経営に関わる伊藤英治郎容疑者(31・後に傷害容疑で再逮捕)です。
伊藤は、都内のキックボクシングジムに通っていたということです。
『その日、英治郎さんは友人と来店して客席でどんちゃん騒ぎをしていた。
他の客はドン引きをしていました。
それをミナミ(稜菜さんの源氏名)は咎めたんです。
客が帰ると彼は激昂してミナミをロッカールームに連れて行った。
鈍い音とともに彼女の悲鳴が聞こえ、除くと抵抗する彼女の髪を引っ張り、馬乗りになって顔を殴ってて・・・・・』と店のスタッフは話していたということです。
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伊藤容疑者は5月頃から稜菜さんを店の寮に住まわせ、シフトを厳しく管理し、友人との接触を禁止していたそうです。
また、自分の立場を利用して恋人になるよう迫っていたと云うことです。
稜菜さんは2才の子を持つシングルマザーで、16歳で出産し、金銭的に苦労が耐えなかったそうです。
稜菜さんの母親は涙ながらに胸中を告白しています。
『対面しても娘だとわからないほど変わり果てていて、夫は涙を流し崩れ落ちました。
子供がもうすぐ3歳で娘が二十歳になるから、来年は七五三と成人式が一緒にできるって楽しみにしていたんです。
結婚式だってしていないのに殺されたんです。
葬式が先だなんて・・・・・』
事件の詳細と、母親の告白動画は『週刊文春デジタル』で7月27日(木)に公開されました。
この事件は、7月4日午後10時40分頃、東京都港区新橋3丁目のビル内の飲食店で、この店の従業員与島稜菜さんの顔を殴ってケガを負わせたとして、警視庁愛宕署が住所、職業不詳の伊藤容疑者を傷害容疑で逮捕したのです。
与島さんは、6日後に死亡したため、署は容疑を傷害致死に切り替えて調べているということです。
伊藤容疑者は、与島産の顔を複数回殴り、髪を掴んで引きずり、急性硬膜下出血などの大怪我を負わせた疑いが持たれています。
伊藤容疑者は容疑を認めているということです。
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