駐車場での当たり屋記事、ツイッターなどSNSで拡散、多数の反響が
西日本新聞社が取り上げた、駐車場でバック中に視覚から迫り、運転者を接触事故の『加害者』に仕立て上げて保険金を騙しとる手口記事に多数の反響が寄せられているそうです。
ウェブニュースの閲覧回数は1日で300万回を超え、ツイッターなどSNS でも拡散されているということで、『同じようなトラブルに巻き込まれていたが、記事が出て急に解決した』という報告もあるとのことです。
『コンビニエンスストアの駐車場にバック中、いつの間にか後ろに車が来ていて接触事故に。あの記事と状況がよくにていた』
九州在住の50代男性から無料通信アプリLINEを通じてメッセージがきたそうです。
同新聞社が男性に話を聞いたところ、過失割合を巡って男性側の保険会社と相手との話し合いが難航し、司法の場で争う事態になりかけたが『記事が出た直後に戦法から急に「現状の過失割合でいい」との連絡があった』と云うのです。
男性は『記事が解決に繋がった詐欺集団の撲滅に期待しています』と同社に謝意を伝えてくれてということです。
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当たり屋の被害報告も
『似たようなことも私にあった』
別の読者(福岡県八女市)からは、コンビニエンスストアでの体験を報告してくれたということです。
『買い物を終えて車を発進させたところ、車体をパンパンと手で叩かれた。
車から降りると2人の男が「俺の自転車にぶつけて逃げるのか」と強い口調で語り、3万円の支払いを求めてきた。
怖くなってコンビニの店内に戻り警察に連絡しようとすると男たちは自転車で走り去った』・・・ということです。
駐車場に限らず、車にわざとぶつかって金をだまし取る『当たり屋』の被害報告も有ったそうです。
多くの事例に共通しているのが、相手が『警察に連絡すると面倒』、『警察に連絡せず、話し合いで済ませよう』と持ちかけているということです。
交通事故を起こした場合、警察への報告が道交法72条1項で義務付けられており、違反者には3ヶ月以下の懲役、又は5万円以下の罰金が科せられるのです。
『道路上はもちろん、一般車両が出入りする駐車場での事故も対象』(福岡県警)との事で、詐欺被害を防ぐためにもまずは通報してほしい、と呼びかけています。
交通事故の相談は、各県や政令都市の交通事故相談所、もしくは日弁連交通事故相談センター(平日)などで受け付けいているそうです。
日弁連交通事故相談センター:0570ー078325
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