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日本伝統武道に汚点発覚、最上位段位認定に現金要求や接待などの慣行が横行

 

全日本剣道連盟(張富士夫会長、全剣連)の居合道部門で、最上位である八段への昇段審査などの際に、審査員に現金を渡して合格させてもらう不正が横行していたというのです。

受講者が払う現金は合計で数百万円にも上るケースも有ったと云うことで、関係者からは驚きの声が上がっているそうです。

 

現金を要求された男性が告発状を内閣府公益認定員会に提出したことで発覚、同委員会も事実関係の調査に乗り出したということです。

レスリング、アメフト、ボクシングなど不祥事が相次ぐ中で、伝統の日本武道でもこのような不正な慣行が行われていたのが公になったのです。

 

居合道部門では、初段~八段の段位審査のほか、高段者が主に得ることが出来る『錬士(れんし)』、『教師(きょうし)』、『範士(はんし)』の3つの称号の審査があり、最高位は八段範士です。

関係者などの話によりますと、主に八段や範士への審査時に不正な金銭授受が有ったようです。

 

八段は1~2次の実技科目で審査され、審査員は1次が6人、2次が9人で行われます。

範士は実績や人格面を考慮した書面によって10人の審査員が合否を判断することになっていますが、審査員はいずれも主に八段範士が務めているのです。

 

関係者によりますと、受講者は審査員も兼ねる居合道委員会の委員ら仲介を通して大半の審査員に現金を渡し、八段や範士を不正に得ていたということです。

審査直前では遅いとされ、数年掛かりで審査員を接待したり、手土産を渡したりもしていたそうです。

 

こうした現金や物品の授受は長年、常態化していたと見られる、と報道されています。

また、複数の関係者が関与を認めたとの報道もあります。

 

かつて仲介役として受講者から現金を預かり、八段に合格させようとした九州地方の男性は『事実上、金で段位や称号を買うシステムだった。実力だけで合格した人は殆どいないのではないか』と証言しているそうです。

 

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全剣連は黙認していた?

全剣連側も半ばは黙認していたと見られますが、約2年前に金銭授受を巡るトラブルが有り、実態を調査しました。

関係者への聞き取りなど行った結果、『審査に近接した時期に金銭を授受する不適切な慣行が古くから存在した』と認定したのです。

 

その後、昨年11月になって、関与者へ段位・称号の自主返納や口頭注意の処分をしたそうですが、この内元審査員らの大半は、『金銭授受を素直に認め、深く反省している』として、処分の執行を猶予していいる事が分かりました。

 

不正合格を巡っては、連盟会員の男性が今年6月に、内閣府公益認定等委員会に告発状を提出しました。

同委員会は、全剣連が加盟しており、連盟の監督権限がある日本オリンピック委員会(JOC)などから報告書の提出を受け、精査しています。

 

全剣連は『慣習は事実だが、審査員の氏名が事前にもれないよう情報管理を徹底するなど、各種対策はすでに実施している』とのコメントを出しています。

また、事実関係を認めており、処分が猶予されている理由として、『懲罰ではなく、今後に向けた再発防止が大事だ』とし、『正当化するつもりはないが、茶道華道など芸事の世界ではこうした行いはよくある』と主張しています。

 

他の芸事に名指しはされないでも公の場で話すようなものではないはずですが、全剣連としてもはや逃げ場がないのかも知れません。

 

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